ドッグフードは未開封の状態では長期間保存できますが、開封後は空気・湿気・光にさらされ、徐々に酸化や劣化が進んでいきます。保存状態によっては栄養価が落ちるだけでなく、カビや虫が発生することも。ここでは開封後のドッグフードを安全に保つために押さえておきたいポイントをご紹介します。
① 開封後は“1ヶ月以内に使い切る”のが基本
ドライフードは一度開けると酸化が進むため、約1ヶ月以内に使い切れるサイズを選ぶのが理想です。大袋よりも小分けタイプの方が安心です。
② 直射日光・高温多湿を避けて保存する
開封後は高温・多湿・直射日光を避けた冷暗所に保存しましょう。キッチンの近くや玄関など温度変化がある場所は避けるのがベターです。
③ 密閉容器やチャック付き袋で空気を遮断す
袋のまま輪ゴムで留めるなどの保存方法はNG。密閉容器やジッパーバッグを使って、できるだけ空気に触れさせないようにしましょう。
④ 冷蔵庫保存は結露の原因に
意外とやりがちな冷蔵庫保存ですが、出し入れによって生じる結露がカビや湿気の原因になるため避けましょう。
⑤ 賞味期限だけでなく「開封後の保存期間」に注目する
ドッグフードのパッケージには「賞味期限」が記載されていますが、これは未開封時のもの。開封後の日数管理も意識しておくことが大切です。
まとめ
ドッグフードの品質は、開封後の保存状態によって大きく左右されます。酸化や劣化から愛犬を守るためにも、保存方法・パッケージタイプ・使い切りやすさを重視して選ぶようにしましょう。